「扶養から外れない範囲で働きたい」「パートより条件の良い仕事を探している」
子育てや家事と両立したい女性にとって、扶養内で働ける派遣は、
無理なく収入を得るための魅力的な選択肢です。
この記事では、「年収の壁」や「社会保険」といった分かりにくい点を分かりやすく解説しながら、
扶養内で働くための具体的な探し方と注意点をご紹介します。
そもそも「扶養内で働く」とは?

「扶養内で働く」とは、主に配偶者の税金や社会保険の扶養に入ったまま収入を得る働き方です。
よく聞く「年収の壁」は、税金や社会保険の扱いが変わるラインを指します。
| 年収の壁(目安) | 影響する内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 103万円の壁 | 自分の所得税が発生する | 配偶者の税金(配偶者控除)にも影響 |
| 130万円の壁 | 配偶者の社会保険の扶養から外れる | 勤務先の保険加入条件によっては106万円の壁が関係する場合あり |
💡 ポイント
実際にどのラインが影響するかは、ご家族の働き方や加入している保険の種類によって変わります。
詳細は、勤務先や税務署などで必ず確認しましょう。
💁♀️女性に多い「扶養内で働きたい」理由と悩み
働く理由(メリット)
- 子育て・家事との両立を優先したい
- ブランクがあるので、最初は無理のない日数・時間から働きたい
- 家計の足しにしたいが、社会保険料などの負担は増やしたくない
よくある不安(悩み)
- 「年収管理が難しそうで、気づいたら壁を超えてしまいそう」
- 「扶養内の求人が少ないのでは?」
- 「派遣でも扶養内って本当に可能なの?」
実際には、「扶養内勤務OK」「週3日・1日5時間」といった、
負担を抑えながら働ける派遣求人は増えています。
「条件に合う求人の探し方」と「年収の管理」をセットで考えることが成功の秘訣です。
🔎扶養内で働ける派遣の探し方4つのポイント

1. まずは「年間の希望収入」をざっくり決める
最初に「年収◯◯万円以内に収めたい」「月◯万円くらいは収入が欲しい」など、
1年間の目標をイメージしましょう。
【逆算イメージ】
- 目標年収:103万円以内
- 働ける月数:12ヶ月
- 月の収入目安:103万円 ÷ 12ヶ月 ≒ 85,800円
この金額をもとに、時給や週の勤務日数を決める基準を設けます。
2. 求人サイトで「扶養内」「時短」などの条件で絞り込む
派遣求人サイトや派遣会社の検索画面で、以下の条件を組み合わせましょう。
- 「扶養控除内」「扶養内勤務OK」
- 「残業なし」「週3日以内」「時短勤務」
- 「未経験歓迎」「ブランクOK」「主婦(夫)歓迎」
特に「扶養内OK」のチェックを忘れないことが重要です。
3. 時給から年収イメージを計算してみる
気になる求人が見つかったら、以下の計算で年収の目安を出してみましょう。
【計算例】 時給1,300円・1日5時間・週3日勤務の場合
- 1日の収入:1,300円 × 5時間 = 6,500円
- 1週間の収入:6,500円 × 3日 = 19,500円
- 1か月(4週間)の収入:19,500円 × 4週間 ≒ 78,000円
- 年間の収入目安:78,000円 × 12ヶ月 ≒ 936,000円
このペースで働いた場合、扶養のラインを超えないかを確認しておくと安心です。
(実際はボーナスなども影響します)
4. 派遣会社のコーディネーターに「扶養内希望」とはっきり伝える

自分で計算・管理するのが不安な場合は、
派遣会社のコーディネーターに率直に希望を伝えましょう。
コーディネーターは、
- 扶養内で働きたい人向けの求人情報
- 年収を超えそうな場合の注意点
- あなたに合う働き方の提案
なども踏まえて、お仕事探しをサポートしてくれます。
⚠️扶養内で働くときの4つの注意点
| 注意点 | 詳細 |
|---|---|
| 1. 残業・シフト変更 | 繁忙期などで残業やシフト追加が発生し、気づかないうちに年収が増えることがあります。事前に「残業の目安」を確認しましょう。 |
| 2. 交通費の扱い | 交通費が給与に含まれるか、別途支給かによって計算に影響します。必ず確認を。 |
| 3. 掛け持ち(Wワーク) | 複数の職場からの収入はすべて合算して扶養の判定をされます。収入管理はこまめに。 |
| 4. 更新タイミング | 時給・勤務条件が変わる場合があります。更新前に「年収が大きく変わらないか」を確認し、必要に応じて相談しましょう。 |
📊【重要】扶養内と扶養外で「手取り」はどう変わる?
特に重要なのは「年収130万円の壁」を超えるかどうかです。
壁を超えて扶養から外れると、社会保険料の自己負担が発生するため、
手取りが減る「逆転現象」が起こることがあります。
| 働き方 | 年収(総支給額) | 社会保険料(自己負担) | 差引後の手取り目安 |
|---|---|---|---|
| 【扶養内】 | 129万円 | 0円 | 約129万円 |
| 【扶養外】 | 140万円 | 約20万円 | 約120万円 |
この例では、年収は11万円増えているものの、
社会保険料の負担によって手取りが約9万円減るという結果になります。
手取りを増やしたい場合は、
- 扶養を維持し、保険料負担を避ける → 年収130万円未満(または106万円未満)に抑える
- 社会保険に加入してしっかり働く → 壁を大きく超え年収160〜180万円を目指す
どちらの働き方を選ぶか、よく検討しましょう。
💡まとめ|扶養内派遣は「ムリなく働きたい女性」にぴったり!
扶養内で働ける派遣は、
家事・育児・自分の時間と仕事を両立したい女性にとって最適な選択肢のひとつです。
- 「年間の希望収入」をざっくり決める
- 求人サイトで「扶養内」「週3日」「時短」などの条件を絞る
- 年収の壁を意識して計算し、残業や交通費にも注意する
- 不安な点は、派遣会社のコーディネーターに相談する
「いきなりフルタイムは不安だけど、家のことと両立しながら少し働きたい」という方は、
ぜひ扶養内派遣のお仕事も検討してみてはいかがでしょうか。





